対左利き(サウスポー)の対策(テニスは左利きが有利!)

左利き テニス 対策

テニス歴19年、サイト運営担当のSHOTAです。

今回は、「対左利き(サウスポー)の対策」についてご紹介します。

あなたは、左利き(サウスポー)の選手との試合が確定した瞬間に憂鬱になりませんか。

私は全力で該当します。

というのも下記のように慣れないことが多いからです。

  • 左利きのスライスサーブは逃げる、ボディに刺さる。ジ・エンド!
  • すべてのショットが逆回転で違和感。ジ・エンド!
  • 練習慣れしていないのでミスショットが増える懸念がある。ジ・エンド!

さらに左利き(サウスポー)のアドバンテージをうまく利用してくる選手はもっともっと手強いです。

しかし、この記事を読めば、最低限の対左利き(サウスポー)対策を知ることができます。

①:対左利き(サウスポー)は丸腰で戦うな

サーブ テニス

まず、一般的なプレイヤーは、対左利き(サウスポー)の練習量は極端に少ないはずです。

左利き(サウスポー)選手のあらゆるショットは、左右逆回転になるので右利きの選手と比べると大変予測しづらい戦いになります。

何も考えずに普段通りに戦った場合、きっとミスショットで自滅していくことでしょう。

②:対左利き(サウスポー)の対策を知っておく理由

すべてのショットが逆回転になるということは、空中での変化も逆、バウンド後の変化も逆ということです。

言葉では言い表せないくらいにボールの軌道とバウンドが変化してきます。

そんな相手との試合ですので、左利き(サウスポー)対策を知っていた方が確実にいいです。

何も考えずに戦うよりは、有利に試合を進められますので以降にご紹介する方法をお試しください。

③:対左利き(サウスポー)の対策5選

フォアハンド

ここからは、対左利き(サウスポー)の具体的な対策を5つご紹介します。

技術力が伴う対策が多めとなりますが、試さずに自滅していくよりはマシです。

  • リターン・ストロークをライジングショットで打つ
  • リターンでSABRを使う
  • サーブ&ボレー・リターンダッシュをしてボレー戦に持ち込む
  • スピンサーブを相手のフォアに打たない
  • バックハンドを狙う

リターン・ストロークをライジングショットで打つ

リターン・ストロークをライジング気味にインパクトしましょう。

ボールバウンド後の大きな変化を無効化にするためです。

ゆっくりでも良いのでバウンドに合わせることを心がけましょう。

リターンでSABRを使う

左利き(サウスポー)のサーブは大きく左に曲がってくるので、ロジャー・フェデラーの必殺技でもあるSABRを使えるとなお良いです。

SABRというショットは、リターンというよりは、ハーフボレーに近いショットです。

詳細は、以下記事をご覧ください。

≫ フェデラーの奇襲リターン【SABR】とは?(テニスの新技)

ちなみにスライスショットで回避する作戦もありです。

サーブ&ボレー・リターンダッシュをしてボレー戦に持ち込む

左利き(サウスポー)とのラリー経験が少ないので、極力ラリーは避けましょう。

無理してラリー戦はしなくていいのです。

ネット前につくことで相手へのプレッシャーにもなりますし、ハマれば相手が自滅してくれる可能性もあります。

スピンサーブを相手のフォアに打たない

意外に盲点なのが、スピンサーブを相手のフォアに打ってしまうことです。

いつもの癖で自分のセカンドサーブをスピンサーブでセンター(デュースサイドからの場合)、ワイド(アドサイドからの場合)に打つのを我慢しましょう。

体が覚えているのでなかなか難しいかもしれませんが、フォアの高い打点から叩き込まれないよう、遅くてもいいのでバック側にへの配球を心掛けましょう。

バックハンドを狙う

一般的な試合のセオリーでもありますが、バックハンドを狙ってみましょう。

意外にもバックハンドが不慣れな左利き(サウスポー)の可能性もあります。

バックハンドがウィークポイントだと序盤に分かれば、徹底的に攻めるべしです。

④:左利き(サウスポー)との駆け引きの仕方

対策方法を5つご紹介しましたが、どれもなかなか難しいという方のために、少しの工夫で相手にプレッシャーを与えられる方法をご紹介します。

それは、リターンのポジションをいつもより大きく左側にとることです。

左利き(サウスポー)のサーブは大きく左に曲がってくるので、先にポジションを変えておく作戦です。

ポジションを変えることのメリットは2つあります。

バックハンド側の守備を高めるということ。

また、フォアハンド側へのサーブを無理矢理狙わせるということ。

あからさまにポジションを大きく左側にとっていれば、相手は嫌でもこの2つを考えてしまいます。

その結果、サーブでミスしてくれる可能性も高まってくるので、大事なポイントなどでジャブを仕掛けてみてください。

⑤:対左利き(サウスポー)は丸腰で戦うな(まとめ)

いかがでしたでしょうか。

「対左利き(サウスポー)の対策」の具体的な方法をご理解いただけましたでしょうか。

本記事をまとめると以下です。

  • リターン・ストロークをライジングショットで打つ
  • リターンでSABRを使う
  • サーブ&ボレー・リターンダッシュをしてボレー戦に持ち込む
  • スピンサーブを相手のフォアに打たない
  • バックハンドを狙う
  • リターンのポジションをいつもより大きく左側にとる

最低限、上記だけを知っていれば左利き(サウスポー)との試合の際に頼るものがあります。

丸腰で挑むよりは考えて、そして相手にも考えさせて試合運びができることでしょう。
ただ、手遅れになる前に序盤でこれらの方法を試しておきたいところです。

なお、ダブルスで使う場合はペアにも事前にこれだけ試すことを伝えておきましょう。

いうまでもなく、左利き(サウスポー)選手と練習するのが1番手っ取り早い方法ですが、そのような機会が少ない方はぜひお試しください!

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