フェデラーの奇襲リターン【SABR】とは?(テニスの新技)

セイバー フェデラー
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テニス歴19年、サイト運営担当のSHOTAです。

今回は、「フェデラーの奇襲リターン【SABR】 」について解説します。

テニスに慣れてくるとかっこいいショットが打ってみたくなりますよね。

中でも王者ロジャー・フェデラーの奇襲リターン【SABR】(セイバー)の真似をしたい人は多いはずです。

SABR(Sneak Attack by Roger)は「ロジャーによる騙し討ち」を意味しています。

テニス界のスーパースター、ロジャー・フェデラー(スイス)。
彼が2015年に初めて見せた奇襲のリターン戦術「SABR(セイバー)」(Sneak attack by Rogerの略で、サービスライン付近まで前に出て相手のサービスをリターンし、そのままネットプレーにつなげるプレー)は、多くのファンやライバルを驚かせた。

引用:エキサイトニュース

ロジャー・フェデラーについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

≫ 王者ロジャー・フェデラーから学ぶべきこと10選(史上最強のテニス)

そして、私たちがSABR(セイバー)に挑戦する上で、以下のような疑問が浮かんでくるはずです。

  • SABR(セイバー)は練習や試合で使えるのか
  • SABR(セイバー)のメリット・デメリットが知りたい
  • SABR(セイバー)はどうやって打つのか

今回は、これらを深掘りしていきます。

SABR(セイバー)は楽しい・試合でも使える!

SABR(セイバー)は、初級者から見ると少し難しい技になります。

予測力・瞬発力・ボールにラケットを合わせるテクニックと一度に凝縮されたテクニックと瞬時の判断が必要で、なかなか難易度の高い技です。

しかし、遊び心が満載な上に、やっていて楽しいショットであるのは確かです。

もちろん、試合でも力を発揮する魅力的なショットですので、初級者から上級者まで「少し遊んでみる」くらいの気持ちで挑戦していきましょう。

実際、フェデラーは練習中のひらめきによって、この技を誕生させました。

フェデラーはサービスラインまで突進して地面を跳ねた直後のボールを打ち返した。
その瞬間、それまでに考えられなかった新作戦ができあがった。

引用:ロジャー・フェデラー なぜ頂点に君臨し続けられるのか

SABR(セイバー)のメリット・デメリットは? 使い時はいつ?

クエスチョン

日本のレジェンド鈴木貴男選手らは、クロスコートの距離が長いダブルスで使うことを推奨しています。

シングルスの距離だとSABR(セイバー)発動時に、ボールがコートに収まらず自滅しかねないからですね。

また、シングルスは、40-0、40-15のポイント時に使うことをオススメしています。

なぜなら、ミスした際に相手に流れを持っていかれる可能性が高いためです。

ただし、サーブを入れるだけの相手であれば、かなり使えるという考え方もできます。(アマチュアでは多い印象)

一度、SABR(セイバー)を見せておけば、相手サーバーへのプレッシャーにもなりますので、サーブが甘い相手には積極的に使うと良いです。

SABR(セイバー)のメリット

  • リターンエースが決まる
  • 次にネットプレーに持ち込めるほど有利な展開になる
  • 相手サーバへのプレッシャーになる

SABR(セイバー)のデメリット

  • そもそもSABR(セイバー)自体の難易度が高い
  • ロブが弱点(フェデラー相手にジョコビッチが対処済み)
  • 読み間違えた時に試合の流れを持っていかれやすい

SABR(セイバー)の練習方法

まとめ

基本的には、リターン練習と同じ要領で行います。

ただし、リターンというよりは、ハーフボレーのイメージを持ってボールに向かっていくと良いでしょう。

SABR(セイバー)は予測力もかなり重要になってきます。(≫テニス初心者こそ『予測』が大事

試合形式での練習内容は、スタテニのYouTubeが参考になります。

両手バックハンドでもSABR(セイバー)はできる?

両手バックハンドでもSABR(セイバー)は可能です。

キリオス(オーストラリア)は、両手バックハンドでSABR(セイバー)を放ちます。
フェデラーのSABR(セイバー)とは少し違いますが、紛れもなくSABR(セイバー)です。

相手のセカンドサーブをサービスライン付近までダッシュし、ほぼラケットは当てるだけで、体で運ぶようなイメージでボールを打っています。

ちなみにフェデラーもキリオスもバックハンドでのセイバー発動率が高いです。

フェデラーの奇襲リターン【SABR】(まとめ)

いかがでしたでしょうか。

奇襲リターン【SABR】(セイバー)に挑戦したくなりましたでしょうか。

今回の記事をまとめると以下です。

  • SABR(セイバー)は練習や試合で使えるのか:入れるだけのサーブを打つ相手に使えます!
  • SABR(セイバー)のメリット・デメリット:最大のメリットはリターンエース、ただしミスした際の流れに要注意
  • SABR(セイバー)はどうやって打つのか:遊び心が大事。サーブのコースを予測し、ハーフボレーのイメージで打つ

SABR(セイバー)を試合で使う際は、上記の通り、メリット・デメリットを理解した上で、発動チャンスを見計らいましょう。

また、練習でSABR(セイバー)を使う際は、相手に軽めのサーブを打ってもらってフィーリングを楽しむのもありですね。

あなたもSABR(セイバー)を会得して、もっともっとテニスを楽しいものにしていきましょう。

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