【ウィルソン】チャンピオンズチョイスのインプレ・レビュー(フェデラー仕様)

ウィルソン チャンピオンズチョイス

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テニス歴21年、サイト運営担当のSHOTAです。

ガット選びで以下のようなお悩みはありませんか?

  • 少しでもフェデラーに近づきたい。
  • 食い付きが良く、スピン・コントロールが向上するガットを使いたい。
  • ポリガットのようなカチカチ感の無いガットを使いたい。

こんな悩みを解決してくれるガットが、ウィルソン『チャンピオンズ・チョイス』です。

今回は、GOATロジャー・フェデラーが長年愛用してきたガット(ストリング)のウィルソン『チャンピオンズ・チョイス』を実際に使用してインプレと解説をしていきます。

ちなみにフェデラーの場合、メインストリングを59ポンド、クロスストリングを56ポンド程度に調整していたという情報があります。

縦横でテンションを変えることにより、打球感やスピン性能に細かいニュアンスを加えていたのでしょう。


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①:ウィルソン『チャンピオンズチョイス』でスピン&コントロールが向上

ウィルソン RF01 Pro フェデラー

ウィルソン『チャンピオンズチョイス』は、「ウィルソン・ナチュラルガット」と「ルキシロン・アルパワーラフ」のハイブリッド構成です。

このハイブリッドセットは、ナチュラルガットの「柔らかく、ホールド感に優れた打球感」と、ポリエステルガットの「スピン性能や耐久性の高さ」をバランスよく融合させているのが特徴です。

単一素材では得られない打感と操作性が両立されているため、ナチュラルとポリの良いところ取りをした最高のガットです。

この組み合わせが、フェデラー特有のタッチの良さと攻撃的なショットを支えていたのでしょう。

縦糸にナチュラルを横糸にポリという選択をしている。
縦糸にナチュラルを用いると、打球感が良くなり、タッチもよくなる。
コントロールは、オールラウンダーのフェデラーにとっては生命線。だからこその選択なのだろう。

②:ウィルソン『チャンピオンズチョイス』のテクノロジー

このセッティングは、ナチュラルの柔らかさによるフィーリングと、ポリエステルの強靭な反発力・耐久性のバランスを重視しています。
さらに、「ルキシロン・アルパワーラフ」は表面に細かい凹凸があるため、スナップバック効果が高まりスピン性能も向上します。

ウィルソン・ナチュラルガット

今のところ伸縮性において科学系素材(ナイロン、ポリ)は、ナチュラルに敵わない。つまり伸縮性能が高いので、よりパワーが出るわけだ。わずかでも速いボールを打てるならば、より有利となるテニス。

ルキシロン・アルパワーラフ

パワー抜群のALU POWER に凹凸をつけることで、ナチュラルなスピン性能とソフトフィーリングを向上したモデル。ロジャー・フェデラーなどが使用。

③:ウィルソン『チャンピオンズチョイス』のメリット

ウィルソン チャンピオンズチョイス

ここからは実際にウィルソン『チャンピオンズチョイス』を使ってみた感想をショット別にご紹介していきます。

ストローク

ポリガットで感じる不快なカチカチの打球感が無いです。
かければかけるほどにスピンがかかってコートに収まってくれます。

ボレー

柔らかい打感のため弾くようなボレーが難しかったです。
ドロップボレーなど繊細なタッチを要求されるショットは、ホールド感も相まって打ちやすい印象でした。

サーブ

フラットサーブが通常より速く打てている感覚です。
またスピンも良くかかるので、回転系のサーブも収まりが良いです。

リターン

ほど良いホールド感でブロックリターンが打ちやすいです。

一方で、価格が比較的高いことや、ナチュラルガットの湿気への弱さといったデメリットもあります。

④:ウィルソン『チャンピオンズチョイス』はこんな人にオススメ

言うまでもないかもしれませんが、フェデラー信者の方でかつ、プレースタイルもフェデラーばりの方へオススメします。

コントロール、スピン、繊細なタッチを求める方にはドストライクなガットだと思います。

⑤:ウィルソン『チャンピオンズチョイス』と一緒に買いたい

ウィルソン RF01 Pro フェデラー

ウィルソン『RF01』

ウィルソン『RF01』は、フェデラーの名を冠した中上級者向けラケットで、スタイリッシュなグラデーションデザインが魅力です。
スイートスポットに当たれば気持ちよくボールが飛びますが、硬めの打感ゆえ、オフセンターでは飛距離が控えめです。
特にボレーは柔らかく打ちやすいものの、サーブやストロークには技量が求められます。

エラストクロス

ウィルソン チャンピオンズチョイス

エラストクロスは、ガットの交差部分に取り付ける小さなプラスチック製のパーツで、主にガットの摩耗を軽減し、寿命を延ばすために使用されます。

特にナチュラルガットのような繊細な素材では、擦れによる劣化が早いため、エラストクロスの有無は使用感やコストパフォーマンスに大きな影響を与えることがあります。
もともとフェデラーは、このエラストクロスを使用していませんでしたが、キャリアの後半になってから取り入れ始めたと言われています。

これは、ナチュラルガットの耐久性を少しでも延ばし、頻繁な張り替えによる調整の負担を軽減するための対応だったと考えられています。
つまり、トッププロであっても、ガットの保護と性能維持のバランスに工夫を重ねているということです。

一方で、エラストクロスには注意点もあります。装着することで、ボールの食いつきやスピン性能がわずかに変化する場合があります。
また、ガットの動きを制限することで、自然なスナップバックが起こりにくくなることもあります。
そのため、スピン性能を重視するプレイヤーには不向きな場合もあります。

初心者やナチュラルガットの消耗を気にする方にとっては、エラストクロスは手軽な保護手段です。
ただし、プレー感が変わる可能性があるため、導入する際は何度か試してから判断することが望ましいでしょう。
最終的には、自分のプレースタイルやガットの素材との相性を見極めながら判断することが重要です

THE ROGER Pro

フェデラー On

フェデラーの足型から作られているテニスシューズの「THE ROGER Pro」です。
足捌きもフェデラーで揃えましょう。

「On(オン)」のテニスシューズを購入するなら下記公式サイトへ
≫ 【On(オン)公式】



⑤:ウィルソン『チャンピオンズチョイス』のインプレ・レビューまとめ

ウィルソン『チャンピオンズチョイス』は、ロジャー・フェデラー選手が長年信頼し続けた理由が一球ごとに実感できるハイブリッドガットです。

柔らかく繊細な打感と、スピン・コントロールを高次元で両立する性能は、プレイヤーの感性をそのままボールに乗せてくれます。

ポリの硬さが苦手な方、ガットの食いつきやボールの伸びにこだわる方には、まさに理想の選択肢となるはずです。

少し高価ではありますが、その分の価値は十分すぎるほど。
一度張ってみれば、もう他のセッティングには戻れないかもしれません。

「フェデラーのようなプレーを少しでも再現したい」そんな想いがあるなら、迷わずこのガットを試してみてください。

チャンピオンズチョイスが、あなたのテニスをワンランク引き上げてくれるはずです。


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