テニス歴19年、サイト運営担当のSHOTAです。
今回は、『テニス初心者こそ「予測」が大事』について解説します。
テニスに慣れてくると、「せっかくやるなら、うまくなりたい!」と思うようになりますよね。
確かに、テニスの回数を重ねれば、一定のレベルまでは上達できると思います。
しかし、下記のような疑問や欲求もあるかと思います。
- 同時期にテニスを始めた人の方が自分よりうまい(練習量は同じくらいなのになぜ?)
- 練習量は変えず、効果的に上達できないか?
- 今よりワンランク上のテニスレベルに到達したい
これらの疑問や欲求は、全て「予測」という行為が解決してくれます。
ちなみに、まだテニスの楽しさに気付いていない方、テニス道具はどの順番で揃えたらいいのかわからない方は、以下の記事からご覧ください。
①:テニス初心者こそ「予測」する癖をつけましょう
テニス初心者こそ、相手の動きから次のボールを予測する癖をつけていきましょう。
テニスというスポーツは、ボールとするものではありません。
対戦相手もしくは練習相手がラケットを使い、ボールを打ってきてくれて、初めて成り立つスポーツです。
そうです。元々、ボール自体に表情はないのです。
相手がボールをラケットで強く打ったり、弱く打ったり、スピンをかけたり、スライスをかけたりすることでボールに表情が生まれます。
もちろんクロス・ストレートといったコースも含めてです。
この表情豊かなボールをいち早く予測して、正確に打ち返すことがテニス攻略への第一歩なのです。
②:「予測」することのメリット
では、次に来るボールが「予測」できると、どのようなメリットがあるか見ていきましょう。
以下が主なメリットです。
- 時間的な余裕ができ、自分の打点に入ることができる
- 「足の速さ」に勝ることができる(足の速さを度外視できる)
- 相手にプレッシャーを与えることができる
予測する力を育てることで、これらの恩恵を受けることができます。
それでは、ひとつひとつを深掘りしていきます。
時間的な余裕ができ、自分の打点に入ることができる
次のボールが「予測」できれば、余裕を持って自分の打点に入ることができ、自分のスイングもできます。
質の良いボールが打てる上に、打点も狂いにくいのでイージーミスも減ります。
「足の速さ」に勝ることができる(足の速さを度外視できる)
次に来るボールが「予測」できるということは、ボールに先回りできるということです。
テニス中における、足の速い・遅いを度外視できるようになります。
また、プラスアルファとして怪我のリスクも軽減できます。
相手にプレッシャーを与えることができる
テニス初心者のうちは、試合をする機会はあまり無いかもしれません。
しかし、今後試合をする機会がどんどん増えていくと思います。
試合では、次に来るボールを「予測」することで、相手に精神的プレッシャーを与えることができます。
「どこに打っても先回りされている。どこに打てばいいんだ。」と相手も混乱することでしょう。
すなわち、「予測」することで、その試合を支配することができるのです。
初心者のうちから「予測」する癖をつけておくことで、いざ試合を行うときにスムーズな展開を作れること間違いなしです。
③:「予測」のための練習と意識付け
ここからご紹介する練習法と意識付けは、一気に実践しなくてもOKです。
全てをやろうとすると、相手を見過ぎて自分自身の動き出しがおろそかになります。
「これならできそうだな」と思うものから、1つずつ実践してみましょう。
球出し練習での「予測」
初心者の方にとって、1番とっつきやすいのが、「球出し練習でコーチの手の動きを見ること」です。
そして、余裕を持って打点に入ってボールをヒットしましょう。
さらに、打ったボールをずっと見るのはやめましょう。
ボールがネットを越えてコートに落ちかかったら、すぐにコーチの手の動きを見て次のボールに備えましょう。
この意識を持って練習することで、相手の動きから情報収集する力を養うことができます。
相手のテイクバックを見る
相手のテイクバック(構え)で予測しやすいのが、スライスです。
上の画像を見てもらえればわかりますが、高確率でスライスショットもしくはドロップショットがくることが「予測」できます。
ここは抑えておきたい予測力です。
ちなみに普通のショットのテイクバック(構え)は下記画像です。
相手の目線を見る
打ちたい方向を見てしまうのが人間です。
相手の目線で、クロスなのか?ストレートなのか?ボールの飛んでくるコースが予測できます。
「ラリー中はそんな余裕がない!」という方は、サーブを打つ前に相手の目線でコースを予測してみましょう。
こちらは少し難易度の高めな予測方法ですが、良い練習になります。
③:その他にも「予測」できる要因があるのでは?
もちろん、今回ご紹介した他にも「予測」できる要因はたくさんあります。
- グリップの握り方(対戦相手・練習相手)
- スタンスやフォーム(対戦相手・練習相手)
- 性格・癖(対戦相手・練習相手)
- 試合時のカウント(ポイント)
- 自分の打った球・相手の体勢
- 天候・風向き
ここまで、思いついた方は素晴らしいです。
ただ、これらは追々でいいと考えます。
意識することが多すぎても疲れますので、できるものから実践していきましょう。
そして余裕が出てきたら、次なる「予測」へと挑戦していきましょう。
ちなみに、「相手に予測をさせて、それとは逆を突く」という高等テクニックもありますので奥が深いです・・・
とりあえず、初心者の方は、球出し練習での意識改革からしていきましょう。
④:テニス初心者こそ予測が大事(まとめ)
いかがでしたでしょうか。
テニスにおいての「予測」の大切さをご理解いただけましたでしょうか。
今回の「テニス初心者こそ予測が大事」をまとめると以下です。
- 同時期にテニスを始めた人の方が自分よりうまい(練習量は同じくらいなのになぜ?)
- 練習量は変えず、効果的に上達できないか?
- 今よりワンランク上のテニスレベルに到達したい
これらの疑問や欲求は、全て「予測」が解決してくれます。
「予測」ができるようになると、時間的な余裕ができ、ミスも減り、相手にプレッシャーを与えることができます。
予測力を養うためには、球出しでの練習・相手の目線を意識・相手のテイクバック(構え)を意識していくことが必要です。
まず、初心者の方は、球出し練習での意識改革からしていきましょう。
あなたも予測する癖をつけて、今後のテニスライフを有利に進めていきましょう。
今回の記事は、「スクールで差が付く練習方法!貴男プロが教える3つの意識」の動画を参考にまとめました。
目から鱗の動画ですので、ぜひチェックしてください。
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