テニス歴19年、サイト運営担当のSHOTAです。
今回は、「テニス初心者におすすめのテニスシューズ(オールコート用)3選」をご紹介します。
テニスにおいて、ラケットより重視していただきたいのがテニスシューズです。
テニスは、『足ニス(アシニス)』とも呼ばれ、フットワークが要のスポーツです。
少しでも良い態勢、良い打点でボールに入れるようになるかが決め手です。
テニスシューズはそういった動きを支える上でも重要なギアになってきます。
初めてテニスシューズを選ぶ際、以下のような疑問や不安が浮かんでくるはずです。
- テニスシューズを選ぶ際に、何を重視して選んだらいいのか?
- どのメーカーのテニスシューズがいいのか?
- 初心者向けのテニスシューズは?
今回はこちらの疑問に答えていきます。
まだテニスの楽しさに気付いていない方、テニス道具はどの順番で揃えたらいいのかわからない方は、以下の記事からご覧ください。
≫テニスの始め方を解説(社会人からでも遅くない!)
≫テニスに必要な道具は?(価格帯は?)
①:テニス初心者には断然「オールコート用のテニスシューズ」がオススメ
テニス初心者はオールコート用のテニスシューズを選びましょう。
オールコート用とは、どのテニスコートで履いてもOKなテニスシューズのことを指します。
テニスシューズは、オールコート用が1足あれば事足りるのです。
何足も購入しなくて良いので、コスパも抜群です。
テニスシューズの特徴は?(ランニングシューズとの違い)
テニスシューズの特徴を説明します。
テニスは、ランニングと比べて頻繁に止まったり、走ったりと緩急の激しいスポーツです。
また、前後だけでなく左右にも良く動くスポーツです。
前後の衝撃に加えて、さらに左右の衝撃にも強く作られているのがテニスシューズなのです。
シューズ名に、ACとついてるとオールコート用。
OCだとオムニコート・クレーコート用です。
これらの大きな違いは、足裏(アウトソール)の形状です。
②:テニスコートの種類・テニスシューズの特徴
「そもそもテニスコートって種類があるの?」と思われた方も多いはずです。
大きく分けると5種類あり、どのコートにも対応しているのがオールコート用のテニスシューズです。
シューズ名に〇〇用と付ける理由は、シューズの裏面のアウトソールと呼ばれる部分が、テニスコートの種類毎に適した形状になっているからです。
それではさっそく、テニスコートの種類とテニスシューズの特徴について一緒に見ていきます。
ハードコート
アスファルトやセメントがベースのテニスコートです。
基本的にオールコート用テニスシューズは、このハードコートに合うように作られています。
※ざっくり、オールコート用=ハードコート用というイメージでOKです。
テニスシューズの足裏(アウトソール)は、目が粗く溝が浅いのが特徴です。
砂がないハードコートでは、地面との接地面が広い方がグリップ力が増すためです。
ハードコート用のアウトソール
オムニコート
砂入り人工芝のコートです。
日本国内で最も多いテニスコートです。
テニスシューズの足裏(アウトソール)は、ハードコート用と比べて目が細かく溝が深いのが特徴です。
地面(砂)と接着する方がグリップ力が増すためです。
オムニコート用のアウトソール
クレーコート
土がベースで作られたテニスコートです。
その上に、より細かい砂が撒かれていることが多いです。
テニスシューズの足裏(アウトソール)は、オムニコート用と同様で目が細かいのが特徴です。
地面(砂)と接着する方がグリップ力が増すためです。
基本的に、オムニコート用とクレーコート用は兼用です。
クレーコート用のアウトソール
カーペットコート
ハードコートをベースにその上に絨毯を敷いたのがカーペットコートです。
室内のテニススクールはカーペットコートが多いです。
テニスシューズの足裏(アウトソール)は、一目瞭然ですがフラットで凹凸がほぼありません。
このアウトソールが引っかかりや躓きを防いでいます。
カーペットコート用のアウトソール
グラスコート
天然芝のコートです。
日本に2箇所しかないと言われています。
グラスコート用のテニスシューズを扱っているショップは見たことがありません。
日本人プレイヤーなら基本的に不要です。
③:テニス初心者にオススメのテニスシューズ3選(オールコート用)
オールコート用のテニスシューズが1足あるだけで、5種類のテニスコートに対応できることがわかっていただけたと思います。
では次に、オールコート用のテニスシューズの中でもオススメの3足をご紹介します。
アシックス COURT SPEED FF L.E. オールコート
≫アシックス COURT SPEED FF L.E. オールコート
アシックス公式サイトにもある通り、「これからテニスを始める部活生・趣味としてテニスを楽しむプレーヤーにおすすめ」の一足です。
テニスシューズにしては、価格も控えめで敷居が低く、さらに耐久性も良く長持ちしてくれます。
基本的にアシックスのテニスシューズは、足にフィットしてくれて、グリップ力も抜群です。
日本人は、おおむね甲高幅広な足の方が多いと言われていますが、そのような方でも安心して履くことが可能です。
ショップでもよくオススメされるのがアシックス製のテニスシューズです。
ヨネックス パワークッション ソニケージ2 AC
軽量、フィット感、耐久性の3拍子が揃ったオールコート用のテニスシューズです。
柔らかい履き心地で足に馴染んでくれます。
ヨネックスと言えば、全商品に搭載されているパワークッション+が特徴です。
このヨネックス独自の衝撃吸収材は、高さ12メートルから生卵を落としても割れないことで有名です。
すなわち、テニスシューズの中でもクッション性が最強です。
足・膝への負担を和らげたい方にはヨネックス製のテニスシューズ一択です。
ウィルソン ラッシュプロ 3.0 AC
「打球を変えるシューズ」が謳い文句のオールコート用テニスシューズです。
ストローク時の体の回転(ターン)を足元から補助してくれるので質の良い打球が打てます。
なお、日本人の横幅には少し圧迫感があるようにあえて設計されていますが、そのおかげでテニスのパフォーマンスを上げることができます。
耐久性もかなり良いです。
少しずつ打てるようになってきた方には超オススメです。
さらにウィルソン製のテニスシューズは、ネットの型落ちで安く購入できる上に、長持ちしてくれるオールコート用のテニスシューズです。
④:本当にオールコート用1足でいいのか?
今までオールコート用テニスシューズの汎用性をお伝えしてきましたが、「本当にオールコート用1足でいいの?」と思われる方も多いと思います。
確かに敏感な方なら、サーフェス(コート面の材質)が変わるとパフォーマンスが変わることを実感すると思います。
例えば、オールコート用はオムニコート・クレーコートでのグリップ力が弱いので、比較的滑りやすくなります。
ですので、本当はオムニコート用のテニスシューズもオススメしたいところです。
しかし、テニス初心者の方はパフォーマンスより楽しむことに重きを置いている方が多いはずです。
そのため、最初はオールコート用のみ持っていれば最低限のパフォーマンスは確保できます。
激しい動きができるほど上達してきたら、追加購入でも遅くはありません。
⑤:テニス初心者は「オールコート用のテニスシューズ」がオススメ(まとめ)
いかがでしたでしょうか。
テニス初心者には「オールコート用のテニスシューズ」が断然オススメということをわかっていただけましたでしょうか。
今回の記事をまとめると以下です。
- テニスシューズを選ぶ際は、オールコート用を選択しましょう(アウトソールを重視)
- メーカーは、アシックス・ヨネックス・ウィルソンがオススメ
- 初心者向けのテニスシューズ:オールコート用の3種がオススメ(本記事下部にまとめました)
冒頭にも述べましたが、テニスにおいて、ラケットより重視していただきたいのがテニスシューズです。
テニスは、『足ニス(アシニス)』とも呼ばれ、フットワークが要のスポーツです。
テニス初心者の方は、まずはオールコート用のテニスシューズを選びましょう。
そして、忘れてはいけないのが店頭で試し履きをして、シューズとの相性を確かめることです。
サイズ感・フィット感・安定感などは購入前に把握しておきましょう。
それでは、自分にあったテニスシューズを履いてケガのないテニスライフをお送りください!
本記事で紹介したテニスシューズ一覧
最後に本記事で紹介したテニスシューズを纏めます。
アシックス COURT SPEED FF L.E. オールコート
\入門編の定番!/
ヨネックス パワークッション ソニケージ2 AC
\クッション性抜群!/
ウィルソン ラッシュプロ 3.0 AC
\足元から打球を変える!/
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